ラーの猿

わがサルコレのなかでも、五指に入るほどの名品である。
平成19年(2004)が申年であったことから、京都の「龍村」で手に入れた「ラーの猿」である。以下、「龍村」のホームページから、勝手ながら引用させていただく。

『經錦 ラーの猿』

 ナイル河流域、無数の神々と諸王達が独自の文明を築いた古代エジプト(紀元前305〜330)では、猿は日の出の太陽に向かって礼拝の姿勢をとるという俗信からラー(太陽神)の聖獣とされていました。
 ラーを崇拝する擬人化された猿達と、背景に配列したヒエログリフ(聖刻文字)とを構成し、エジプト古代王朝芸術の格調高い風韻を、彩り豊かな經錦として織り成しました。